特別養護老人ホームは、重度の要介護者のために介護サービスを提供する公的施設で、利用料が安く、入居一時金なども不要なことがメリットです。
また長期入所ができるため一度入所することができれば、退所をしなければいけないということもメリットと言えます。
特別養護老人ホームのデメリットは、入所したい人が多く、退所する人が比較的少ないために入所するまでに時間が掛かるということです。
特別養護老人ホームに入所するためには、要介護度が3以上と定められているため要介護2以下の人の場合は、例外を除いて入居することができませんが、それでも入所の希望者が増えているため待機の期間が長いという現状があります。
医療の面でも必要なケアを受けることはできますが、必要最低限となるため医療的ケアの整っている施設や病院と比較すると不十分と感じる人もいるようです。